ある桜の死。

nekonyao2004-04-27

近所の川沿いに桜並木がある。
その並木から少し離れた所に一本だけ見事な枝垂れ桜がありました。
《この木なんの木、気になる木〜♪》みたいな形をしていると言えばお分かりになるでしょうか。
存在感たっぷりのこの桜が大変好きで、今年も会える事を楽しみにしていた。
ところがっ!!
遠目から見ても、どう見ても、無くなってる!? 伐られてる!!!!?(愕然)
この辺の川は、市がしょっちゅう整備に(無駄?)命をかけている所なので、伐りとりやがったかぁぁぁぁ(涙)
と、心で叫びながら、その木があった辺りを眺めつつ歩いていると、伐られた跡の伐り株発見!?
「あああああ なんてことをするんだよ〜( ´Д⊂ 」と思って、よーく見ると、伐り株の上に何か枝が沢山乗っているではないか?
ん?なんだこれは?と思って、近づいてみると、誰かが木の枝を組み合わせて文字を作って置いてあるのだ!(画像参照)
                             【無情】という文字であった!  
・・・やはり、いきなり伐るには惜しいほどの桜。
ファンも多かったのであろう。
伐採を命じた人・切った人が見るとは思えないが、ささやかな抵抗でしょうか。
木には精霊が宿っている!というような、美しい迷信は好きだったりするので、この精霊が成仏?することを祈った日であった。