迷惑な希望

ここ数日、衛星放送で少女漫画家の特集をやっていた。
池田理代子氏、萩尾望都氏と、ワタシが一番好きな漫画家だ。
作品的に一番好きなのは、萩尾先生の「ポーの一族」
人格形成に影響を与えたのは、池田先生の「ベルサイユのばら」
しかし両先生の雰囲気というのは、非常に浮世離れしている。
萩尾先生に至っては、仏様ですか？みたいな。（お顔だちも仏様っぽい）
天才というのは、こういうものなのであろうか。

映画・小説・芸術・漫画・音楽、いろんな好きなものを集めて、その中でひとつだけ選ぶとしても「ポーの一族」である。
ワタシが棺桶に入る時は、この作品を入れてほしい！と思っている。
命日にはポーの一族をそっと読んで、偲んでくれるともっと嬉しい（笑）
そう思うと、死ぬのも怖くなくなるのである。

ちなみに中学時代、連載中にどっぷりハマッたのは「日出処の天子」「エロイカより愛をこめて」「王家の紋章」「エイリアン通り」等。
ポーの一族も、ベルばらも、残念なことに自分が気づいた時には連載が終了していたからなぁ・・・