nekonyao2004-06-20

憚り掃除をした。憚り掃除が好きなのである。
憚り=はばかり  生きていたら108歳の祖母は、トイレの事をこう呼んでいた。
便器の掃除をはじめ、マットやペーパーカバーの洗濯もまとめてやった。
憚り掃除をマメにやるには理由が三つある。
①小さい頃のトイレが汲み取り式の*1恐怖便所であった為、部屋の一部のように綺麗な
 トイレを造りあげるのが好きなのである。
 絵を置いてみたり、香水を置いてみたり、色を統一してみたり。
②以前に訪れたお宅のトイレが気を失う程の汚さで眩暈を起こしそうになったこと。
 いつ、知人が訪れても恥ずかしくないように綺麗にしていたい!と心に刻んだことが原因。
③トイレに関する迷信って色々聞きますが、母がよく言っていたのが
 『トイレ掃除をきちんとすると、良い子が産まれる!』 というもの。
 これは昔からの言い伝えでも聞く言葉ですが。
 子供の頃から言われていて、すっかり洗脳されましたね (苦笑) 今となっては、自分自身に
 『子供産む予定あるんかい!?』と突っ込みたい気持ちでいっぱいなんすけどー(汗)


ちなみに母は『私はトイレ掃除完璧やけ、良い子が産まれたやろ?』とか言ってるんですが;;;
その自信満々な性格羨ましいです(泣笑)


そんなワタシのお気に入りの本は、妹尾河童の『河童が覗いたトイレまんだら』である。
芸能人・文化人宅の綺麗で個性あるトイレを紹介したもの。
世の中には、トイレにこだわる御仁が多いようで嬉しい一冊。

*1:尻子玉を奪いに来る 河童の話を、父から夜な夜な聞かされトラウマに(笑)