耽美

風と木の詩 (1) (小学館叢書)


BSにて、THE少女漫画@風と木の詩の特集を見る。
ストーリーは熟知していると思っていたのですが、よく考えるとマトモに読んだのは中学の頃が最後だったので
ダイジェストでのストーリー紹介後半は「あ・・・こんな悲惨な展開だったんだ。そういえば;;」てな感じでしまいにゃ、
泣けてきましたよ。
中学の頃は、今ほど感情に幅が無かった為、日本初の本格的同性愛漫画凄すぎヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーーーイ?
くらいの状態(バカ娘)で読んでおりましたが、現在読み直したらきっと号泣してしまうのかもしれない(汗




自分が読んでた頃は、子供の虐待事件などは取り沙汰されていない世の中でしたが、この漫画は現代に多発する厭な事件を
19世紀後半のフランスを舞台にして、30年前に先取り展開した漫画のような気がしました。 
苦しさ・悲しさ度では、残酷な神が支配すると同系か。




しかし自分が中学の頃なんて、おおっぴらにこの漫画を読んでいることを言うなんてとんでもない!てな時代だったので、
NHKで漫画の場面が映り、台詞がナレーションされているという事実が今でも信じられないですわ(遠い目
あと、作者の竹宮惠子氏は、想像していたより男っぽい気質の方なのだなぁと思いました。
地球へ・・・などSF漫画系に関しては、少年漫画家といっても不思議でない画風だから当たり前と言えば当たり前なのかな。