神業

1・ヌイグルミの犬を抱えた意味不明な女子大生
2・出張で旅館に泊まり、同僚の邪魔ばかりするサラリーマンのオヤジ
3・ヘルニア持ちのヤンキー男子高校生のホテル就職面接
4・煙草で一服ばかりしている、田舎の鉄道工事の初老の作業員
5・断食道場1日目でワガママばかり言うオッサン
6・ウクレレを弾きながら無理やり接客する60〜70代?のホステス嬢
7・寂れたテーマパークでカウボーイソングショーをするオッサン
8・背広にに羽根を背負った、吟遊詩人の哲学的ギターショー




多分、演目はこれだけだった筈。 忘れないうちにメモっておこう。
というわけで、幼な心の君(丘の上の王子さまか?w) 永遠の心の恋人♪ 半期に一度のイッセー尾形ショーへGO!!!



●煙草で一服の作業員には、のどかな北海道のような風景が見える気がした。
●出張中のオッサンは、以前勤務していた部署の課長かと思ったw
●ホステス嬢・・・いつかこんな人になりたいと思った(爆
●で、一番印象に残っているのは、断食道場で文句言うオッサン。
このオッサンが食いたいものを羅列するのだが、自分も朝からほとんど飯食ってなかったので異常なほど腹の虫が共鳴w
あまりにも腹が減り、他人の唇にアンコがついてる! 隠れて鯛焼き(だっけ?)食いやがったな(゜Д゜)!!と激怒するも
ホクロを見間違えていた!というくだりのオチは見えた! あっしも、唇にホクロがあるからなw
最後には、魚肉ソーセージを炒めて冷や飯に乗っけたやつでいいから食べたい(涙)的な事を言いだし、これが究極の
最後の晩餐でも構わない!!とオッサン力説。 なんか妙に納得したw 
そしてそのオヤジは・・・空腹のあまり悲惨な最期を(謎
今回はブラックなネタが各所にちりばめられていて、生舞台ならではの空気を感じた。
前回見に行った松尾貴史の舞台も1箇所、放送禁止・出版禁止用語が使われており驚きつつも新鮮だった。
江戸時代などが舞台になると、使わざるを得ないような言葉ってありますからね。
しかし毎度、一人芝居というものに感心しまくります。 そしてイッセー氏には職人的な神業を感じるのでありました。