ライチって発想は可愛いけどね

ライチ☆光クラブ (f×COMICS)

ある人の異常なるまでの執念的薦めによって購入。ライチ光クラブ古屋兎丸
表紙からして異様に妖しい臭いがしていたが・・・グロ&怖いの苦手ですねーーーん・∵;(ノД`)ノ
普段、どんなにクールを装っていても、グロ系に対する怖がり方は3歳児並みですから(汗
しかし前半我慢して読んだら、後半の展開面白かったです。
この80年代のJUNEを彷彿とさせる絵柄はイイネ〜(・∀・)と思っていたら、やはり意識してそういう風に描いたとの事。
原作は、東京グランギニョルという劇団が85年頃に舞台化したそうで、当時高校生だった古屋兎丸氏が観劇して、
衝撃を受けての漫画化らしい。 東京在住ってのは本当にこういう時、羨ましくて仕方がない。
85年っていやぁ、アータ! 最古殿と呪いの踊り(もうえぇちゅうねんw)踊って遊んでた田舎の小娘ですからね_| ̄|○
こんな耽美舞台見れるわきゃーねーわさ。 でも、JUNEは福家書店でコッソリ眺めては、逃げ帰る純情さもまだあった(爆)




さてこの作品には舞台演出で、かの丸尾末広も参加していたとか。妖しさ炸裂。 
・・・って、この内容が舞台化!? 現在だったら公開できるだろうか!?みたいな衝撃的内容。
もし、ワタシが当時この舞台を見る事が出来ていたら・・・京極の魍魎を読む100倍の衝撃を受けたに違いない。
フランケンシュタイン的な要素と、トーマの心臓的な要素もあると言えばあるような。
14歳という年齢設定は、ポーの一族に通じる所もあり。 微妙な年齢なんだね、この年頃は・・・と改めて思った。
85年というと、ターミネーター1が公開した頃だろうか? なんとなくその後のT2を予感させる内容であったりするので、
そういう時代の流れの中で生まれた退廃的耽美文化作品なのでありましょう。
で。カノンって何者なんだろう・・・。気になる。そしてタミヤらぶ。
大変面白かったですが、動悸と微熱が出てきたようです(・∀・;