音楽夜話その1 雷電

自分内ベストアルバムを製作中。
サブタイトルは、インストゥルメンタル音楽におけるドラマティック度。
若干、マニアック(?)な話になるので、興味のある方だけどーぞ。みたいな。




ちゅうわけで、曲を入れる順番は好きな曲から。
11歳で衝撃を受けてから不動の第一位は、お馴染みのライディーン
多分、小学生で初めて聴いた時、しばらく瞳孔が開きっぱなしになっていたんじゃないかと思われるw
以前、某マイミク氏と実際にお会いした時に、ワシの携帯が鳴りお約束の着メロ版ライディーンが響き渡る。
そのマイミク氏の彼氏殿が、YMOのファンと言うのは聞いていたのですが、
『うちの相方がな、ライディーン聴くと(感動して)泣けてくる!とか言うねんw』と言った。
間髪いれずに『すっげぇ分かる(゚Д゚;! わしもそうだっ!!』と叫ぶと、
『あ・・・いま、思いっきり、全然その気持ちわかんねぇ・・・アホちゃうか!とあざ笑おうと思ったのに(汗www』 
いいんです。 バカにされても、本望?ですw ライディーン馬鹿につける薬はありませんからww

タイトルはライディーン。 詩は無い。 どういう光景、ストーリーを想像するのも、聴き手の自由。
主に、2分15秒〜30秒あたりのメロディラインでは、異国の騎馬隊がドラマティックに出陣しているように思える。
そして、3分55秒あたりからが、問題の泣けるラインである。
ここは、某YMOサイトの管理人も泣ける!!!と言っていたので、この曲が分かる人間の心のツボを連打ラインなんであろう。
なぜ泣けるのか? 騎馬隊が戦って、そして散ってゆくような壮大な人生の悲哀を感じる。
ただの悲哀でなくて、幸福感と音楽的耽美感も感じる。
とりあえず、なんだかワカランけど、この瞬間だけは脳がトリップしてしまうのであります。




ライディーン雷電。 
カミナリをテーマにした曲なの?? あまり、そういう感じはしないな。
ていうか、個人的にはコレを聴いた瞬間、脳の音楽回路にカミナリが落ちたようなショックを受けた!ってのが一番当てはまる。
ガラスの仮面における姫川亜弓が、奇跡の人の『ウォータァァァ!!!』のシーンを洗濯機の感電で衝撃を受け、演技を表現
したのと似ていると思うw いや、ほんとあの気持ち妙〜に分かるんだww




しかし近年、この衝撃的なライディーンの制作秘話を聞いてぶっ飛んだ。
高橋幸宏が、ある日、たまたま鼻歌として口ずさんでいた物を、坂本龍一細野晴臣が聞き逃さず『それイイ(・∀・)!』
と、寄ってたかって(!)ガーーーっとまとめてアレンジして出来上がった物らしい。
こんなにも後世まで、泣くほど好きな一曲が、作曲しようとして出来たんじゃ無かった事に驚愕。
天才ってのは、口から鼻から才能がダダ漏れに溢れ出ているんだな・・・・と思い知らされた。
そして感涙(お約束w