銀のスプーンをくわえて生まれた猫

ある、欧米方面に造詣が深い方からの戴き物。 
何かと思えば、まさかのフランス製のアンティーク銀食器Σ!?
              
昔、西洋では子供が生まれると名付け親が洗礼式に12人の使徒に因み12本のスプーンを贈ったそうで、
通常は木製のスプーンが、裕福な名付け親ですと銀のスプーンが用意されることもあった事から、
「生まれながらに運が良い、または恵まれた家系に生まれる」事を指す。



・・・チビ子さんが運が良いのか謎ですが、幸せな一生を過ごしてくれると嬉しいですw
というわけで、皇室などでも赤ちゃんが誕生すると銀のスプーンなんて話はよく聞きますが、自分がいきなり
頂くと、なんだかとても驚きます。



ちなみに銀食器で思い出すのは、ああ無情@レ・ミゼラブルでございます。
19年に渡る投獄生活で、人が信じられないとはいえ、出所後とてもお世話になった神父の大切にしていた
銀食器を盗み逮捕されるジャン・バルジャン
しかし『それは、私がプレゼントした物です!』と、どこまでも優しくかばう神父様に心を打たれ改心する話。
この世で一番、感動&泣けてしまうシーンでございます。



というわけで?
この銀食器を、猫神社の家宝にしたいと思います。 合掌。