猫神神社の巫女の勉強?

ニッポン神さま図鑑―イワシの頭、お地蔵さまから、不動明王、天照大神まで、その素性、履歴を総ざらい



図書館読了本。 ニッポンの神さま図鑑
目についた本を何気に借りたのですが、これは面白い! 自分でも購入しようかな?と思う程。
神話に出てくる有名どころから、全く知らない神様まで幅広い。 便所神も貧乏神もいたぞーw
更に招き猫から、犬神まで入っているのにゃ驚き。 千と千尋で有名になったオシラ様もあった。
地方のほとんど名の知られていない神々まで網羅していて、歴史とか風習とか民族学などの良さを再認識。
これを読んでいると、日本各地に赴き神社詣でをしたくなる。
元々、東京の裏通りにある神社・仏閣などにとても興味があるので、遠い地に思いを馳せる。




というわけで、この本を読んでいて一人トリビア連発。


  
★小人の神様
日本神話の中で一番好きな神様というと、スクナヒコナノ命。
粟の穂に乗って常世の国へ飛んで行ったのは知ってましたが、あれって淡路島での話だったんですね!しらなんだ!!




因幡の白兎。 
これ、小学校1〜2年の国語で習ったのでよく覚えていると思ったのですが、教科書では省かれた話発見!
ワニ(本当は鮫だそうで)を騙して毛を毟られて苦しんでいるところを大国主命に助けられた所までは把握してましたが、毛を毟られて苦しんでいるところに、
嫁探し中の大国主の兄が通りかかり、『塩水を浴びれば治るよ(・∀・)』と嘘を吹き込みさらにヒドく苦しむ羽目に。(ひでぇ話だしかしw)
そこに通りかかった大国主が『真水で洗い、ガマの穂の上を転がるべし!』と教えて助けた。
そのお礼に、兄が探している嫁は大国主の嫁になる!とウサギが予言をしたことから、怒った兄が大国主を焼き殺したとか(何
で、いったん死んだ大国主は【貝の粉を汁で溶いたものを塗って】生き返ったそうな(;゜Д゜)馬鹿なw
ウサギの救出方法も微妙だけど、貝の粉つうのも凄いww
ギリシャ神話にしても、神様の世界ちゅうのは人間界よりも恐ろしく滅茶苦茶w




★金毘羅さま
近所にも、金毘羅山つうのがあるのですが、これも神さまなんですね。
金毘羅=クンピーラ=サンスクリットでワニ=仏教の守り神  らしい。 なるほど。
未開の地ではワニの模様を少年の成人儀式で背中をギザギザに切り刻んで付けるというのもあり、神聖視されるのはいいけど、怖いっちゅうの(汗




天照大神。 
高千穂峡に行った時、天の岩戸を見たことがある。 なかなか風情があって好きな場所。
この本によると、天の岩戸をこじ開けた怪力の持ち主の神様の名前はタジカラノ命。 大相撲の神様でもあるらしい。
岩戸の前で踊りまくって天照大神の気を引いた神様の名前はアマノウズメノ命。
半裸で卑猥な踊り!?をしていたとかで、今で言うところのヌードダンサーてことで・・・芸能の神様だそうです(・∀・;w
・・・アマテラス神は、それを見たくて岩戸を開けたわけですね?_| ̄|○ 微妙w



しかし、この本、なぜか英語の本のように左開き。 読みにくすぎるのが欠点か。