貸切!?


素敵に貸切状態の映画館ヽ(゚∀゚)ノ
はい。というわけで7月公開、来週には上映終了のゲド戦記を見に行って来ましたよ(遅w
ていうか、誰も入ってこない映画館の真ん中(指定席)に一人座っていると・・・得も知れぬ恐怖がw
劇場の隅っこに、二本足の猫が立って手招きしたら、もうそこは黄泉の国(;゜Д゜)ひーーーっ
300ピース ゲド戦記 テルーとアレン 300-241
てな馬鹿話は置いといてw
ゲド戦記、ファンをはじめ、原作者にも、ここまでケチョンケチョンに酷評されるかΣ(´Д`lll)!?てな状態で全く期待して
いなかったのですが・・・別に悪くは無かったです。
原作の熱狂的なファンは、何をやっても大抵は納得出来ないというのはあると思います。(自分もそうなので)
説明不足の感は多少ありますが、個人的にはハウルの動く城よりは10倍好きだと思いました。
ただ、なんかこう息子監督(悟朗氏)が作っていると思うと『こういう動きや場面だと、親父監督(駿氏)だと有り得んな!』
とか、マニアックジブリな邪念が邪魔をして、どうも普通に見れないという難点が_| ̄|○
ただ、満を期してやりたかった映画な割には、ありふれた展開で先が読める退屈さがあったか。
荒れた海の映像、全体的な色使いに深みがなく、一見同じような絵に見えても宮崎駿の作品とは比べ物にならない感が
ちょっと寂しかった・・・・が、そもそも比べる事に無理があるってもんで。



ただ、今日現在の自分が見る映画としては、凄く心に響く物がありました。
テルーがアレンに発した怒り(諭し)の言葉には、ドキリとさせられる。
アレンの生き方・行動・思考は、まさに現代社会を映し出しており、20年前に作られていたら染みなかっただろうテーマも
今だからこそ、真に理解出来る・・・そんな印象を受けました。
最近のジブリは、生と死・自然破壊についてのテーマが多かったですが、今回の作品は押し付けがましくもなく良い感じに
描かれていて、心に染みました。 
・・・と、まだ原作は全部読んでないので後日感想が変わる可能性大ではありますw




余談ですが、映画館のポップコーンてなんであんなにええ匂いするかな! 
なんかこう、理性が麻痺するようなとでもいうかw 麻薬か?w
家に帰ってきてからも、しばらく鼻に匂いが残ってる気がしますわww
とか言いつつ、買って食べた事って一度も無いんですけどね・・・ビンボー症カナシスw