時代は変わった

わたくしは常々、耽美主義だと公言しております。
辞書によると、
   
●耽美=美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること。


●耽美主義=美に最上の価値を認め、それを唯一の目的とする、芸術や生活上の立場。
 19世紀後半、フランス・イギリスを中心に興ったもので、ボードレール・ワイルドなどが代表的。  

ギュスターヴ・モロー―絵の具で描かれたデカダン文学 (六耀社アートビュウシリーズ)
わたくしが好きな画家で言うと、ギュスターヴ・モローの絵画なぞは、その典型的なものではないでしょうか?
こういう時代の妖しい耽美芸術、大好きでございます。 
音楽だとマーラーチャイコフスキーなんかも、そんな空気があって良いですな。





ところが先日、ブックオフを徘徊していた際に見つけたもの・・・

もちろん、こういうジャンルも耽美本とは昔から言っていたような気がしますが・・・
ここまで、あからさまにアピールされると耽美主義者として『違うっ( ;゜Д゜)!!』と叫びたくなりましたw
耽美と言っていいのは、80年代、淫靡な空気全開だったJUNEとか、栗本薫吉原理恵子くらいじゃなかろうか? 違うか??w
というわけで、すっかり、ボーイズラブというジャンルについていけなくなった年寄りの戯言でした(ゲホゲホw