日本の黒い霧

開館して10年くらい経つんだろうか。 松本清張記念館
作家としてはとても好きなのですが、あまりにご近所すぎてあえて入場料払ってまで・・・
てな感じだったのですが、遠方からの友人を案内するには高尚?な場所で良いかも!と、とりあえず
行ってみる。
入場料500円ですが、小倉城、庭園(美術展示)と共通チケットで700円だとお得ということで全部見る
ことに決定!



一番期待してなかった清張記念館が意外にも面白く!
館内上映ドキュメンタリーが、帝銀事件下山事件を扱ったもので、ついつい見入ってしまう。
1時間20分は長すぎるから、ちょっとチェックだけして・・・といいつつ、気がつくと1時間弱は見ていた。
これで気づいたのは、清張は作家であるが、世が世なれば名探偵に成り得た人なんであろうと。
社会派推理作家の域を超えている。 地元出身の作家として更なる尊敬。
あと、東京での書斎・書庫をそのまま移転して展示してある。
だから書庫ってレベルじゃねぇ! 図書館だ。 昭和全開の居間や書斎を見ていると、意味もなく涙が出そうでありました。

そのあと城へ。 籠に乗ってみたり(画像は知人w) これ自動で前後に動くんです。
しかし狭い。 ずっと入ってるだけも、かなり肩凝りそうな空間ですな。
あと歴史解説つきの参謀?する殿様人形。 夜中に見たら確実に泣くと思うw 

このあと、庭園、森鴎外住居跡、門司港レトロと一日中歩きまわり、全身バリバリに凝ってしまい、まるで腰が曲がった
老人のような状態に陥る( ;゜Д゜) やばい。
というわけで帰りに、全身マッサージをうけて・・・翌日華麗に素晴らしく筋肉痛。 
いや、ここ数日自宅エレベーター工事で完全停止していて、13階まで登っているのも原因のひとつなんだろうが・・・
明日は大宰府行きです。