貴族の食べ物

しっぽさんちのブログで「蘇」作り紹介をしていたのを見て衝撃を受け、速攻牛乳を買いに走る。
蘇・醍醐といえば、日出処の天子マニアなら必ず反応する憧れの古代の食い物ですよ!!!!
数年前、探偵ナイトスクープで醍醐作りをしているのを見たのですが、調査していた石田探偵が「美味い!美味い!!」と
騒ぐだけで、甘いのか辛いのか酸っぱいのか全く他の感想を言わないのでブチ切れそうになった事があるw
まぁ、どちらにしても乳製品・チーズの先祖というような食べ物なので、なんとなく想像はついてはいますけどね。




てなわけで牛乳1リットルを何も入れずただ煮る。 ひたすら延々とかき混ぜる。
ほんとに固まるんかなー・・・と不安になりつつ、約30分混ぜ続ける(根気いるぜ;)
グラタンなんかのホワイトソースのような固形になってきたら終了し、容器に入れて冷やし固める。

・・・成功したのかなヽ(゚∀゚;)ノ ??? 
なんか、しっぽさんちの出来上がり画像と随分違うし、小さいしw <手乗りサイズ
お皿が大きめなので、大きさ比較に*1バターナイフを置いてみた。
で、味ですけどね。 牛乳のみしか入れてませんが、うっすらと甘みがありますな。 
食感はレアチーズ+クッキーのような感じ。
ワシは牛乳は好物ですが、生ぬるくなった時の匂いはあまり好きでない。 
これはその牛乳特有の匂いが凝縮されているので、ちょっと気になるような?
ので、ジャムなんかをのせて食えば良いかもしれない。<って、古代食なのに意味ねぇだろ!!と自己ツッコミw
ウィキを見ていたら、このような記述が。

蘇(そ)は、8世紀〜10世紀頃の日本で最初に作られたチーズ。ただし、その頃の日本はチーズの定義が無かったため、正式にはチーズではない。
文武天皇の時代に蘇が作られた最初の記録がある。
当時は非常に高価で、ごく限られた貴族や高貴な身分の者のみが宴会などを彩る珍味として食されていた。
味は淡白で、カッテージチーズに近い味わい。ジャムと混ぜて食べると美味。
復元された蘇 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Kodai_no_So.JPG

む! やはりジャムと一緒に食うと美味いのだね?! ま、わしらは古代人じゃないからいっかww
で、高貴な身分の人しか食べれなかったと。 オホホホホホ。←偽古代貴族
というわけで、非常に楽しいネット伝染的古代食チャレンジ終了!

*1:ほんとはチーズ用のナイフ