異世界への入口

 
商店街の片隅に、3畳程?の小さなアンティークショップが出来ていた。
こういった店は非常に入りづらいのだけど、外から見た感じだと割りと安そうな物も
あるようなので、勇気を出して入ってみた。
というのも、原田知世主演の時をかける少女という映画に出てくる小物で天使?の
可愛い人形があり、似たような商品が外から見えたのだ。
20年以上前に公開したこの映画の、ほんの片隅にある人形がいまだ忘れられず、
もし同じ物があったら欲しいと願い続けて現在に至るのであります。
というわけで入店してみると700円くらいからのリーズナブルな商品多々あり。
天使人形も色々ありましたが時をかける少女人形はやはり無かった。




が、すぐに、モノ発見! 
店主によると昭和30年代、海外輸出用に作られた物のデッドストックらしい→
ぬおおん。こんな可愛いもんが、半世紀近くも倉庫で眠ってたってか!?
しかも、お値段も1,000円台。 買うしかないでしょう(´∀`*) ♪
母猫の顔が、日本的になんとも凛々しいんざます。
親子をテーマにした猫グッズは、とても好きですね。
なぜならば、チビコさんはどういう母猫から生まれてきたのかなー?と、非常に気に
なるし、想像するのが楽しいからです。
てなわけで、うちの近くでは骨董市とか無いし、ほんとにこういう出会いは嬉しい。
この手の店のオーナーは大抵、嬉しそうに商品説明をしてくれるので、買いもしないバカラ・マイセン・ウェッジウッドなどのアンティークも見倒してきた。

その中で、ラファエロの聖母子像の描かれた小さな壁掛けを発見。 聖母子像の中で一番好きなんです♪ 
ワシの見たとこ3,000円くらいかしらん?と思わず手に取ってみていると、オーナーが
『それは、100年程前の陶板画なんです。 お値段は10万円です』  ぎゃぼーーーーΣ( ̄ロ ̄lll)!? 
思わず、手から落としそうになったがな;;;;w 先ほど、ヤフオクに似たようなが出品されているのを見ましたが、やはり入札金額が既に6万円を超えていた。
と、んなことで驚くのはまだ早い。 その横に座っていたアンティークドール48万円
やはり、アンティークの世界は底知れぬ魔物がおるな(汗





ところで入店時、いきなり(有り得ないような)入り口の段差につまづいてコケそうになる( ;゜Д゜)ひぃ
どんだけ高級な品物があるかワカンネーのに、やめれ自分。 つうか、こりゃ店側の罠か?と疑ってみたりw 
と、そんな毒を吐きたくなるくらい、たった3畳の店に世界の芸術が凝縮されておりました。アンティークショップは夢の国ヽ(゚∀゚)ノ