王女男装!?

       

とある絵画ををぐぐっていたら、こんな肖像画(左)を発見した。
え!? マルガリータ王女の男装Σ(゚Å゚)!?
と思って、よく調べたらマルガリータ王女のでした。王子ですな。いやー、びっくらした。
というのも、だって顔がマルガリータ王女(右)とソックリなんですもん!!
でも、よく見比べてみれば弟のほうが男らしいキリっとした目はしているような気がする。


上の画像は、2歳・4歳・8歳時の物だそうですが、子供の頃によく出向いた西洋絵画展で多分どの年齢の絵も見た気がする。
何しろ、このドレスの形が凄いインパクトありまして、一発で名前と絵(王女の顔)を覚えた。
肖像画は写真代わりではありますが、現代の世からすれば、
『ああ・・・この当時の歴史に名を残した人たちの姿を実際に見たかったなぁ・・・』と思うことがよくあります。
が、このマルガリータ王女に関しては、多分写真と同じくらいに違和感が無い気がします。
生きた人が、こちらを見つめているような存在感。 
だから、上の弟王子の絵を見た時も、すぐにマルガリータ?と思ったくらいだし。
きっとこの絵のように、姉弟ソックリだったんだろうな。

で、これは16歳くらいの時の肖像画
この頃にはベラスケスは逝去しているので、別の画家が描いたものですが、やはり小さい時とほとんど変わらない顔ですね。
写真以上に、親近感がある肖像画として一番好きです。
今回マルガリータ王女を調べてみると、わずか21歳で逝去しとるんですな。
なんだかちょっと、幼馴染を早くに亡くしたような気分で切ない気がします。
ちなみに、マルガリータのお姉さんがルイ14世妃だそうで、ヨーロッパ王家浪漫?に思いを馳せる今日この頃。
しかし、これを機にウィキを見ていたら、ルイ14世の寵姫たちのおどろおどろしいまでのバトルが・・・怖ひ・∵;(ノД`)ノw