コレクター

ヤフオクと、レトロショップで執念で集めた、デザイナー内藤ルネの貯金箱型の人形たち。
個人的に、一連のルネ作品のことを閉じた眼の美学と呼んでおります。
押し付けがましくない姿が好きですし、幼少時の原風景を思い出す懐かしいアイテムということで。
しかし、まさかここまでのコレクターとしての活動は初めてで、自分でも驚きでございます。

右の黒い服のおまわりさんだけは元々実家にあった物ですが、それ以外は、どこかのお家で40〜50年間、
愛され続けて大切にされて来た、歴史の証人たちでもあります。
おまわりさん・兵隊さん・水兵さんで、シャルマン・トリオと呼ばれている当時の大人気商品。
シャルマンとは、魅力的・魅惑的・チャーミングといった意味だそうです。
海賊の正式名称は、キャプテンキッド。 このお方を入手するのが一番難航しました。
どれも簡単なデザインなのですが、本当に秀逸な素晴らしいデザインだと思います。

とにかく、ヤフオクでも滅多に出品されない&出ても高額で数年に渡り毎回敗退していたのですが、
奇しくも東日本大震災がキッカケで、東北(岩手県)から疎開に出された所を保護したウサギさん。
ちなみに、昨年やってきたのですが、気づけば昨年は卯年!?
色んな意味で、来るべき時に、来る物です・・・
出品者様にも、『良いお家に貰われて良かった(´∀`)』と言って頂けまして、思わず涙した一品。
     
お地蔵さまに、東日本大震災の鎮魂を祈りましょう。
しかしこれは、恋地蔵さまと言って、恋愛専門のお地蔵さまのようです(*´ー`*)

      猫神さま、嘘つかない(`・ω・´) 




このパンダは、私が3歳の誕生日に買って貰った物で、以前にもご紹介した事があるので、ご記憶に
ある方もいらっしゃるかな。
 
耳がフォークになっている、一石二鳥なウサギさん。 でも、勿体無くて使えません。
天使も、ルネ作品には欠かせない物なのですが、これも毎回高値になって敗退するも、これは上記したウサギさんの
出品者様から、サービスで頂きました(>_<)感謝


頭のおだんご部分を取ると、一輪挿しになります。
この時代のデザインは、宇野亞喜良さんに通じる物もあり、1960〜70年代の古き良きサイケな空気も感じます。

左のネズミの女の子は、同じく上の岩手県の出品者さんが、天使と一緒に送ってくださったもの。
これは、小学生時代に父の車にシール貼り付けていたりしたのですが、これもルネ作品だったのかぁ!?と驚愕。
というわけで、右のボーリング型のネズミの男の子を、ヤフオクで探し出して2人を再会?させました。
値段は180円で落札出来たのですが、北海道からドンブラコッコとやってきたので、送料が爆裂に高いという罠がw

『きのう、何食べた?』 『パルメザンチーズを少々』

てなわけで、猫神社には欠かせない、白猫神さまとの会話で締めくくりたいと思います。
(パルメザンチーズは、人間の食べ物を好まない猫神さま唯一の好物なのですww)