広島遠足その2

nekonyao2006-09-29


昼食後、体力が持ち直したということで再度歩きで出発!
地図によると、広島城の道を隔てたところに原爆ドームがある?という感じだったので、とりあえず城を目印にするため探す。
・・・が、城が見当たらん?? と、また自信喪失気味に歩いていると、なにやら城のような小さな建物が目に入る。
変だなぁ???と思っていると、そこから遙か彼方(1キロくらい先?)の小高い山の上に小さく見える城を母が発見!
街のど真ん中に建っている、我が街の小倉城を見慣れているせいで激しく勘違いをしていた者2名がここにw
というわけで、ようやく原爆ドームへ到着。 ドーム裏側から撮影。

テレビの映像や写真では伝わらない、恐るべき生々しい惨状を見る。
60年前から、この瓦礫が存在するのかと・・・と思うと、言葉を失う。
間近に見上げると、眩暈を起こしてそのままタイムスリップするような錯覚に。

負の世界遺産の地だからか、外国人観光客が多い。
ドーム正面スポットで、ピースサインこそしてないものの記念撮影をしている人たちがいたが・・・とてもそんな心境になれない。
墓場で記念撮影をするようなもんじゃないか?と。 横に流れる川を見ると、投下当時ここに水を求めて辿りつき息絶えた人々の幻影が見える気がした。

その後、原爆資料館へ。 入場料50円に驚愕。 もっと値段あげて、なにか平和事業に使ってもいいのでは?と思った。
今まで散々、脅かされて『へこむから行かないほうがいい!』と言われていたのだけど、ここは日本人としてどんなにつらくても行かねばなるまい!!と意を決して。
想像していたほどは、へこまなかったので何とか見終える。 ワタシ的には、資料館よりも原爆ドームの惨状のほうが胸が痛くなった感あり。
と、いう話を友人に話すと『昔に比べると、悲惨な展示物を減らしている』とのこと。
・・・なるほど。衝撃度が激しすぎたので配慮してるってことですか。 ため息。





ところで、場所が場所だけに修学旅行生、社会見学、の学生だらけ。
資料館から出た瞬間、大量の小学生の集団がおり、どわああああ(;゜Д゜)圧巻 とボンヤリ眺めていると、
『あのう。ちょっとお時間頂けますか?』という小さな声が、下から聞こえた。 
『●■小学校4年の者ですけど』というので、写真でも撮ってほしいのかな(*´∀`)?と思ってよく聞いてみると・・・
『資料館を見た感想を大人の人に聞いているんですが、いくつか質問いいですか?』とのこと。ぎゃぼー(何
母は後ろから来ていたので、説明すると・・・あ?そう(*´∀`)・・・と言いつつ笑って立ち去る(こらこらこらー
んで、小学生の質問に答える羽目に陥った、ウルトラ?駄目人間@腐女子のネコタさんがここに取り残される_| ̄|○
【今日はどうしてここに来たのですか?】【資料館を見て、どう思いましたか?】【何県から来ましたか】の3つ。




・・・いくら普段、腐った人間でもこんなキラキラした可愛い女子小学生を前にしたら、マトモな事を答えられるか!?と変な汗をかくw
とりあえず、戦争と平和についての一般常識的感想を述べておきました(滝汗
最後の最後に、とんだサプライズ?があったもんだぜ(-人-;; 
炎天下の下、6〜7キロくらい歩いたんではないか?で、資料館を出たあと一歩も動けない状態に陥り、タクシーになだれ込む老人二人w
駅についたら、ソフトクリーム〜! 冷たい食べ物をくれ〜!!と騒ぐ母のために、店を探す。
歳をとると、だんんだん子供に返ってゆくってのは本当ですな(´・ω・`)
・・・むかし、ワシが子供の頃には絶対に買ってくれなかったのにさw と、過去の恨み?を回想したりしつつ、遠足終了。帰途へ。