ぬこ神劇場
そう、それはいつものようにお昼寝から覚めたチビコを
突如襲った不吉な予感。
周辺を不安な表情で調べるも、
「猫に小判・猫の手も借りたい・猫の額ほどの・・・」
などと言われる種のチビコにはその不穏が何者であるか
分らなかった。
そして、第二の昼寝ポイントである机に移動してその不安
が現実のモノとなる!?
チビコ「・・・・なんか寝床が狭くなってない?」
「・・・先日の営倉入りを特別に許してやったというに。」
「写真が増えてるじゃないかっ!!!??ワナワナワナ」
「ワタシの寝床をも侵食するこの准将の所業!」
「許してなるものか(炎)」
※写真立てが無ければ、体を伸ばして寝ることが出来るが
増えた為、出来なくなったw
第二章 奇襲攻撃
憩いの場所を狭められたチビコ。祟り神と化す。
准将は、この棚の下にいつも座っているのですが、
上から陶器の置物を、頭スレスレ(めがけて?)に、
猫神さまが叩き落し始めたのでございます。
体調不良とか言ってる場合じゃないっす( ;゜Д゜)逃げ惑う
別の意味で、命に危険が迫っています!
※これ、電気消して真っ暗闇での奇襲ですからね。
暗闇の中で上空に向けてフラッシュで写したらこのような鬼の形相の
物体が( ;゜Д゜)!w
チビコ「先代猫神さま・・・ワタクシに明るい未来は訪れるのでしょうか?(涙)」
先代神 「怒り続けるだけでは、物事は解決しないのだよ。」
「許す心、歩み寄る心が大切なのだよ。」
チビコ「・・・先代はお心が広いのですね。さすが猫岳にて修行をなさり、立派な
猫又になっただけはあられますね。」
猫神
「なんだかんだ言って、准将は案外ええ奴なんかな?」
「毎日、喉を撫でてくれるし」
「トイレ掃除も欠かさないしね。」
「重いワタシをいつもお腹に乗っけて耐えてくれるしね」
「新しい毛布はワタシ専用にしてくれたし、洗って干して
お日様の匂いで幸せだし」
「そんなええ子(?)やから、手を綺麗にしてあげよう」
「ペロペロペロ」
「うん。やはりお互い許す心って大切よね。」
「憎んでばかりじゃ、進歩ないものね。」
終劇(李準基万歳w)