リアルごくせん

ドラマ、ごくせんが再放送中。
原作もドラマも見たことはなく、チャンネル変えつつチョコチョコと見てみた。
極道一家の孫娘が教師という設定なのね。なるほど。
極道つっても、清水の次郎長のような古き良き時代の情の深い系の組なのだね。
まぁ、漫画として子供も読むことを考えたらギリギリのラインだわな。
実家が極道で、先生。　漫画でしか有り得ない、奇想天外ストーリーだよね。

・・・て、あれ？　身近にそんな話無かったか？？

おもいっきりあったんだった＿|￣|○
中学ん時の男性教諭（当時推定４８歳）が、極道の息子だったんだ(・∀・；！
当時、その教諭の担任するクラスは数字ではなく、その教師の名字を取って「萩野目組」（仮名）と呼ばれていた。
見た目が、和製スティーブン・セガール似の厳つい風貌だったので確かに極っぽかったし、極の息子という噂はあったが、
詳しい事は全く知らなかったので、冗談でそう言っているのだろうと思っていた。
が、卒業して数年経った頃、思わぬ話を聞いた。　
ワシの小学校からの同級生で親友に、某組長の娘がおりましてな。＜この極率異常に高い世界は何！？ｗ
その友人がある日、家に帰るとその男性教諭（既婚）と、もう一人ワシらの教科担任だった女性教諭（独身）が、家に遊びに
来ていて　「Ｔさん（友人）お久しぶり(・∀・)(・∀・)ノ」　と暢気に言うのでまず腰を抜かし。
で、何しに来たのかと思えば、「わしら交際しとりますんで、親分、今後ともよろしゅうに」てな挨拶に来ていたそうで。
友人は普通に真面目な子だったので、泣きながらウチに来てコトの顛末を話した次第。

極道の息子で妻子持ちの教師が、同じ学校の女性教師と堂々と元生徒の前で不倫宣言ですか＿|￣|○＿|￣|○
と、友人とグッタリした１９歳の春ｗ　とまぁ、ワシが知っているのはここまで。
その後、２５〜６歳くらいの頃、書店でこの女性教師を２回ほど見かけたことがある。　が、声はかけなかった。

で、昨年の同窓会にて、男子達が酔い始めた瞬間
「あの二人、駆け落ちしたんだよねーヽ(ﾟ∀ﾟ)メ(ﾟ∀ﾟ)ノｱﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ」と、大喜びで話しているではないか！　なので、　
「いや、付き合っていたのは事実らしいが、駆け落ちは話膨らませてないかい( ；゜Д゜)？」
「憶測で物を言ってはいかんよ！！　ワシらの恩師じゃないか＿|￣|○？」
と反論してみるも、その場にいたほぼ全員（女子含）から
「あの二人は、駆け落ちなの( 　゜Д゜)！　間違いないの( 　゜Д゜)！！　わーーーっはっはっは♪」
と説得？脅迫？ｗされる・∵;(ノД｀)ノｗ

・・・こりゃ、同窓会あるたびに酒の肴にされるネタと化している模様＿|￣|○
そりゃ世の中にはこれ以上に教師のスキャンダルなんてあるでしょうけども・・・恩師が＿|￣|○
そんなわけで、ごくせんのストーリー展開なんて、なんて普通で可愛いのか＿|￣|○と思ってしまった春分の日の午後ｗ
というわけで、こういう環境でネコタは育ったので・・・誰よりも極道に理解があります(？）

って、先生（女性教諭の方）元気かなぁ。　実際のとこ、ほんとに駆け落ちしたんかいなぁ・・・
この先生は、教科担任で３年間習い、３年の時は担任だった。
学生時代に作ったというオリジナルの絵本を見せてくれたことがあるが、宇宙をテーマにした素晴らしい絵で心底感動したのが
忘れられない。　
『ゴッホとゴーギャンは怪しい仲ですかﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)？』という腐馬鹿な質問をした友人に、
『先生も怪しいと睨んでいる(￣ー￣ )』と答える漢な教師でもあった（！）←実話

で、とりあえず、ごくせんはドラマより原作のほうが面白いんではないか？という結論に。
ドラマは、イケメン若手俳優が勢揃いだが、ヤンキーファッションにまるで興味が無いので食指が動かず。
もう、すっかり年老いて学園モノを見るのもけだるいので、やはり原作だな。うむ。