幼児と理性 

イナズマンvsキカイダー (2) (単行本コミックス―KADOKAWA COMICS特撮A) 
今週一週間、衛星放送で石ノ森章太郎特集が放送中。
仮面ライダーの作者なのは知っておりましたが、ロボコンも!?ゴレンジャーも?!ポワトリンも!!?キカイダーも!!?!
てな感じで、日本の子供の心に刻み込まれているヒーロー達って全部、石ノ森先生の作品だったんすね・・・
幼い頃、キカイダーを初めて見た時、『な、なんて未来的でカッコイイんだ(  ゜Д゜)・・・』 と見惚れた事があるw 
今でいうところのスケルトンですな。 いまだに、半導体を見てもトキメくのは、キカイダーへの恋心だろうか?www
ちなみに仮面ライダーにおいてはもう病的に愛しており、祭の屋台で買ってもろたライダーのお面をつけ、赤い布を首に巻いてもらい、変身ポーズをとる、
近所ではちょっと浮いた【女の子】でしたw 当然、ウルトラマンも好きだったでよ(・∀・)b
これは、2〜4歳の頃の話なんですけどね。 当時、仮面ライダーのカード入り菓子つうのがありまして、爆発的に売れておりました(多分)
ワシはまだ小さかったんで、カード集めてどうこうする!という知恵が無かったのですが当時、小学生男子がカード欲しさに菓子を買うが、中身を捨てる!
という事件が多発して、社会問題にもなっていたのは2歳ながら知っていた。
ええ。うちの家の前の道を通りかかった小学生のにいちゃん達が、笑いながら菓子をばら撒き・捨てながら去ってゆく所を何度も見かけたから(怒) 
そのばら撒かれ、道路上に転がった菓子を食い入るように見つめる2歳のわたくし。




食が細い子ではあったが、母が中々菓子を買ってくれない(ヤキイモしかりw)こともあり、菓子に対する執念は、昭和20年の子供達にも匹敵するが
ごとくだったのだ。 『ギブミー・ライダースナック・∵;(ノД`)ノ』 
人生において、ここまで喉から手が出るほど欲しい!食いたい!!!と思ったのは、このときだけだ。
いっそのこと、1つ食ってやろうか・・・と、晴れた日のアスファルトに打ち捨てられたスナックを見つめて葛藤するも、2歳児なりの常識とか理性って
あるもんなんですな。 こんなことをしてはいけないのだ!と、なんとかw思いとどまった。
でも、今考えるに 『中身だけ捨てずに、袋ごと捨ててくれてりゃ、あそこまで悩まずにすんだのにな(  ゜Д゜)何』 と、いまだに執念深く考えるワシは、
完全に2歳の自分に負けていると思う_| ̄|○w ギブミー純粋。
で、ぐぐっていたら、そのライダースナックのCM発見Σ(・∀・)!? ひえぇぇっぇぇ!!? この異常に古びた感全開のCMに戦慄したwww

で、某知り合いの青年が 『俺たちの時代は、ビックリマンチョコを捨てる事件が相次いでいたよ』 と言う。
ああ。知ってる知ってる。その頃は、わしはちょいと大きくなっていたのですが、かつてのライダースナックの事件を思い出して、『歴史は繰り返すのう・・・』と
十代にして長老がごとく苦々しく思った次第。 てか、ビックリマンチョコって、ライダースナックより100倍高級品ぞ?! ウエハースチョコですぜ?
こんな豪華な菓子を捨てるガキは地獄に堕ちろ(゚Д゚#) !!!ですぜ。ったく。ぜぇはぁ。<おじいちゃん!怒りすぎは体に毒よ(´∀`;←誰?




今回、ライダースナックでぐぐっていたら、スナック菓子にしては甘くて美味しくなかった。 と書いてる人がいたが・・・
『食えただけ、味を覚えてるだけ、ありがたいと思えヽ(`Д´)ノ 』と、また暴れ出しそうになる、救いようのないじじぃの悲しくも馬鹿馬鹿しい思い出話終了w