花輪和一

刑務所の前 第3集 (ビッグコミックススペシャル)

刑務所の前 第3集 (ビッグコミックススペシャル)


3巻(完結編)、既に昨年発売してたのかぁ! 
というわけで愛読書刑務所の中の番外編、刑務所の前。 といっても、本編は江戸時代の少女が中心の時代劇。 
銃刀法違反で逮捕される直前の作者のエッセイが、なぜかこの時代劇に織り混ぜて描かれているので、非常に読み難い。
時代劇が面白くなってくると、リアル刑務所話になるわ、刑務所話の続きが早く読みたくて時代劇を飛ばしたりを繰り返し
集中力が途切れまくり_| ̄|○疲;;  けど、やめられないとまらない♪系の面白さはあるので諦めて読む(・∀・;
元々、花輪和一の本は読んだことありませんでした。 名前は知ってるかな?くらいの認識。 
ある意味、逮捕が無ければ一生読まなかったかもしれない作家。
最初に読んだのが、刑務所の中ですっかり虜。 マニアックな絵だけど、細かい書き込みが多く好みの絵。巧い。
当初は、時代劇と絡めて書くのが鬱陶しかったですが、しかしこんな事でもなければ彼の作品は中々購入に至らない?
という意味では、この形式をとったのは非常に良かったのかもしれない。
どういう話を書くのか、何しろガロ系だし(偏見)、オチが無いのかもしれない・・・という一抹の不安もありつつw
けど、なんだろう。 何気ない江戸の庶民の情景や、心の闇や、生きてゆくことの難しさや、希望を上手いこと書いており、
意外にも感動してしまった。逮捕されたことによって、人生観や宗教観が変わったのかな?
最終シーンの、父娘のやりとりで、「ああ・・・なるほどね。これが書きたかったのだねww」とひっそりとウケた。
うむ。これなら別の作品も読んで(買っても)いいかな。と。
杉浦日向子をもっとマニアックにしたら、花輪になるのかも?と思ったり。 嫌いではないな♪
それにしても、逮捕の瞬間というのは実に実に・・・物悲しいw




というわけで刑務所にちなんだ、本日のお馬鹿ニュース



17歳少女に売春させる巡査部長を逮捕

 
福岡県警は18日、知人女性が経営していた派遣型風俗店(デリバリーヘルス)の経営を手伝い、少女売春をあっせんしたとして、
県警戸畑署地域課巡査部長(56)ら3人を児童福祉法違反(児童に淫行(いんこう)させる行為)と売春防止法違反(売春の周旋)の疑いで逮捕した。



またバイオレンス893映画に出てきそうな、絵に描いたような愚かな警察官だな〜 とほほ。
で、どこの話?と思ったら、市内の馬鹿でした_| ̄|○死のう



ヤキイモ屋の男、実は覚醒剤売人


やきいも屋台を偽装して小学校の近くで覚醒剤を密売したとして、府警薬物対策課と西成署は18日、覚醒剤取締法違反(営利目的共同譲渡)容疑で、
大阪市西成区花園北、暴力団組員と売人の男6人を逮捕し、屋台と覚醒剤約8グラムを押収した。
今年2月に「やきいもの看板を掲げているのにやきいもは売っておらず、人相の悪い男がいる」と住民から通報があり、府警が捜査を続けていた。


えっ? イモは売ってなかったん?! 売ろうやw 何の為の屋台偽装販売なのさ。 
そりゃ、怪しまれるだろうよ。 捕まえてくれー!と言ってるようなもんでは? 人相が良い爽やかな兄さんならともかくもw
ごくせんの金子賢も、たこ焼き屋台やってるじゃん(違?w
これもまた、くだらない893小説に出てきそうなバカバカしい事件でございます。合掌。
実のところ、わたくしに覚醒剤ネタは鬼門中の鬼門&地雷なのですが、ここはあえて自分的荒療治で笑い飛ばして記すこととす。
いてまえー やてまえー(パタリロの警察長官風) ヤクやる奴ぁ、全員お縄でぶち込んでまぇぇぇぇぇ(壊