殺人鬼

nekonyao2008-06-02

衝撃作『MW-ムウ-』映画化  
手塚治虫の生誕80周年企画として手塚治虫原作の漫画「MW-ムウ-」が映画化され、玉木宏山田孝之が出演することがわかった。
映画『MW-ムウ-』は手塚が究極のダークヒーローを描いた衝撃作。
玉木が美しく、そして狂気に満ちあふれた殺人鬼・結城美智雄を演じる。
一方の山田は悪と正義の間で苦悩する、物語のキーパーソンである聖なる神父・賀来裕太郎を演じる。



少年漫画家の大御所作品はとても興味あるのですが、ほとんど読んだことがない。(アニメ世代ではある)
何しろ、ベルばらで始まった少女漫画特有のコマぶち抜き手法に慣れているために、少年漫画の小さなコマわりがどうしても
読みづらいのでございます。(逆に、この手法に慣れている人は、少女漫画のコマの法則についていけないと思われる)
さて、そんな私が、上の「MW−ムウ−」は読んだ覚えがあるぞ!? どこで??
あ。思い出した! 数年前、お好み焼き屋さんに置いてあった漫画雑誌の中に、手塚作品にしては有り得ないようなダークな
内容の本があり、驚愕しつつ待ち時間についつい読んでしまったのでございます。
主人公のダークさが、松田優作の蘇る金狼に似てるなー!?と思いつつ。<どっちが先なんだろう。
でも、全巻置いてなかったんで、1巻を流し読みしたのみ。  というわけであらすじをウィキで見てみると・・・



犯行を次々に重ねては、その後に教会を訪れ、旧知の賀来(がらい)神父のもとで懺悔をする結城。
しかし二人は、同性愛者として、肉体関係を結んでいたのである。
タイトルのMWとは、結城が犯行の際に得意の女装や男娼的行為をすることに関連づけられているようだ(Man/Woman)。
 

ええっΣ( ̄ロ ̄lll)!? そんな話だっけ!?! おかしーなー。こんな重要な展開をワシが忘れる筈無いんだがなーw 
こりゃ、ちゃんと全巻読んでみんといかんな(・∀・;
しかし、手塚治虫=同性愛テーマつうのがどうしても繋がらない。 
連載時期が76〜78年という事なので、当時、竹宮恵子風と木の詩を衝撃的に連載開始した時期とかぶるので、
もしかすると触発されての作品??と考えるのは、神・手塚に対する冒涜だろうか。




というわけで今、アジアに通用する次世代の俳優という意味では、玉木宏の配役は良いのかな?
玉木宏は全体的に、漫画に出てくる美形顔だからなぁ。 
もうちょっと幼かったら、まさに手塚治虫の描くキャラのペンタッチの輪郭をしていると、今気づいた! 似てる。
ワシは、作品に対する思い入れが深くないので玉木歓迎ですけども、きっと熱狂的手塚ファンは怒り狂うに1万点(・∀・;;
が、それより問題なのは、神父=山田孝之って。 演技上手いし、魅力的な俳優だけど・・・若すぎでは???
勝手なイメージだと、30代後半くらいの俳優、例えば佐々木蔵之介あたりが適役じゃないかと。
絶対変だヽ(`Д´)ノ   ・・・とか言いつつ公開したら見に行くかもしれませんけどねw 
んで、また山田萌え祭りが始まって、某ショボビーさんが放置されると。ケケケ