麗しき女帝

 
図書館本。「マリア・テレジアとその時代」
よく知っている気になっていて、その実その生い立ちを全く知らなかった。反省。
先日紹介したヴィクトリア女王にしても、マリア・テレジアにしても、歴史に名を残す
名皇帝ですが、実は男子の世継ぎが生まれない事による波乱万丈な皇帝就任。
テレジアの父が、それまでの憲法を根本から変えて、女性も王位を継げるように奔走
したそうで。 現在の日本の皇室と流れが似てますね!? 
案外、こういう危機に面した場合に名君主が生まれる・・・事もあるということか。



←で、この本の表紙がマリア・テレジア肖像画なワケですが、こんな若い時代の
肖像画は初めて見た!
40〜50代くらいの威厳に満ちた肖像画はよく知ってますが、こうして見るとやはり
アントワネット(の肖像画)と似ていますね。 
というかむしろ、アントワネットより美しくないか?
そのテレジアの長男(後の皇帝)の結婚相手探しの際、パロマ公国の姫君の肖像画
見て一目惚れし、何が何でもこの人と結婚するのだ!と、会ったことも無いのに
恋焦がれていたとか。
当時、写真が無いとはいえ、肖像画のみでここまで想えるって凄いなぁ・・・

とか言いつつ、ワシもこのテレジア妃の肖像画を見た瞬間、心奪われてるから同じか?w
というか、写真が無いからこそ写実的なこの時代の画家の技術・技法が一番優れていたのではないか?と個人的に思います。



16人の子供を産みはしたものの、女の子で幸せになったのはほんの1〜2人。
いつの時代も王室の政略結婚は悲劇だし、天然痘で急逝・出産時の難産での急逝が多いのと、美貌の姫君の一人は天然痘によって容姿が大きく破壊され、
修道院に行く事になったとか。
人の容姿って何なんだろうなー。 醜い者は救われないのか・・・と、世は無常。 ワシも仏門に入りたい気持ち。ニャーメン。

マリー・アントワネット (通常版) [DVD]

マリー・アントワネット (通常版) [DVD]

 
んで、アントワネットといえば。 映画がありますね。 見たこと無いですが。 あまり興味が持てない賛否両論なムチャ?な演出のようで。
何しろ、アントワネット役の女優さんがあまりにイメージと掛け離れていて・・・なんじゃごらぁ!?みたいな。
まぁ、機会があればそのうちに・・・と思ってたんですけどね。
先日、ニュース記事でキルスティン・ダンストというアメリカの女優さんがウツ治療のため入院というのを見ました。
全然知らない名前だなー・・・?と思いつつ、何気に記事を読み進めていると。 え? 出演作「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」!?
つうことは、あのトム・クルーズとブラピと一緒にいた、少女吸血鬼役の人か!?



←主役2人より、物凄いオーラを放っていて忘れられない名演技でした。 
ほんとに中世の貴族の少女のようで。 なんというミステリアス・ビューティー
と、見惚れたのはもう14年程前か( ;゜Д゜)はやっ
吸血鬼物で言うと、ポーの一族のメリーベル風な感じでもあり、余計好きだった
のかもしれない。
ちなみに、ブラピを知ったのもこの映画だったなー。若かったなー。
トム・クルーズは叩かれながらも、意外にも妖艶なバンパイアだったなー。




んで、この女優さんの最近の出演作品見てまた驚愕。 
その、マリー・アントワネットも出演作に上がっているではないですか!?
ええええええΣ( ̄ロ ̄lll)!? 同じ人なんすかぁぁぁ!??! 
どびっくり。 んがーーーー。 きええええ。 あにゃ〜ん。 みぎゃ〜ん。
レオンの少女の成長変貌と同じっくらい驚いた( ;゜Д゜)!
とりあえず、テレビ放送があったら見てみる事にしましたw
キルスティン・ダンストね。 忘れないよーにしよう。 
・・・でもいま、病気治療中なの? 早く元気になってね。