大猿子

 
赤い羽毛が冬枯れの林を彩る渡り鳥「オオマシコ」が、神戸市北区の市立森林植物園に姿を見せ、愛鳥家が観察に訪れている。

スズメ目アトリ科。体長約十七センチで、スズメよりひと回り大きく、オスは全体的に赤い羽毛に覆われている。
日本では中部地方以北で越冬し、近畿地方で確認されるのは珍しいという。
冬が終わるころには、シベリアなど北方に旅立つ。



まんざらでもない。 にちゃんを見るのも、まんざらでもない。 というわけで、ニュース板で見つけた記事。 
鳥は完全なる管轄外。 種類や名前などもほとんど知らない。
でも、実家に帰ると庭の木によく綺麗な色をした可愛い野鳥がとまっていたりして、ほっこりする。
近所の城のお堀に、鯉を狙うカワセミのような者が忍者のように息をころしているのを見て感動したことがある。
自然の造作というのは、本当に美しいと思う。 で、今回、このオオマシコに一目惚れしてしまった。

まず色がなんとも言えない魅惑的な赤。 深みのある、メタリックなワインレッド&シルバー風味。
この写真を撮影した方は、赤い彗星と名づけられておりましたが、まさにこれぞ真の赤い彗星ですね。カコイイ。
そして、鷲などの猛禽類をぎゅぎゅっと圧縮して縮めた凛々しい風貌。
個人的感想としては、暴れ者の鷲が魔法にかけられて、気がつくと可愛い妖精鳥になっていた!? キョトンみたいな、
くだらない素敵妄想をさせてくれるところがツボなのかもしれないw
オオマシコの漢字表記は「大猿子」だそうだ。 そのあたりも古風に謎めいていて素敵。