オマージュ?

先日ご紹介した、コロンボのエレベーターと拳銃のお話は、
マイミク・しゅらっちょ様からの情報により「秒読みの殺人」と判明。




テレビ局での出世をめぐって、やり手の女性プロデューサーが、上司であり愛人でもあった男性を銃殺。
そのときに、「あと〜〜秒」という時間を自分の声で録音したテープを聴きながら、スタジオを離れ、殺人をし、また戻ってくる。
エレベータ天井の拳銃は、じつはコロンボがしかけた罠で、検挙の決め手になるストーリー。
必死になって拳銃を天井から取ろうとする犯人を見て、見ているこっちも、犯人を応援したくなってしまったことを思い出しまする。


しゅらっちょさんも応援したくなる!と書いておられますが、一般的なレビューなんかではむしろ、
コロンボの意地悪な罠で非力である女性を慌てさせるところが、見ていて不快! 
犯人(でありながら)が可哀想になり、コロンボは出て来るべきでないストーリー!とまで書かれている、
珍しい話(回)だった模様。



ちなみに、この話。 古畑任三郎で非常に似た回がありましたよね。 
桃井かおりがラジオの収録の合間に殺人して戻ってくる話。
まぁ、そもそも古畑自体がコロンボのオマージュなので不思議で無いですが・・・。