桜咲く

毎度お馴染み、デスノート市立美術館 源氏物語千年紀石山寺の美〜へ行って参りますた.+:。∩(・ω・)∩゜.+:。
源氏絵巻圧巻! 
ただ、源氏物語つっても、大和和紀あさきゆめみし しか読んだ事が無いのが勉強不足で後悔。
極めるとまでいかなくても、原作を読み込んでいればもっと楽しめたかもしれない。
風の噂によると、京都の女子大の講師をしている従兄弟が源氏物語を研究しているらしい(?)んで、爪の垢でも煎じて・・・
いつか、与謝野源氏を読もう・・・。
という訳で、源氏絵巻もさることながら、石山寺の仏像たちがまた素晴らしかった。
先日の阿修羅展とはまた違った、中世日本の美に秘められた陽気さ(?)がにじみ出た彫刻というか。 楽しい。

              
さて、余談ですが、個人的に衝撃の発見!
絵巻のタイトルで「夕顔」「末摘花」「明石」「若紫」などと書いてあり、その中に「帚木」という文字を見つけた。
んΣ(゚Å゚)!? 帚木!!? 
もしや、作家の帚木蓬生(ハハキギホウセイ)の名前の由来は、源氏物語なのかっ!!!?
と、妖怪ぬこアンテナ総立ち! 更によく見てみると「蓬生」という絵巻タイトルも発見! こりゃ確定だわ。
つうわけで、帰ってきてググってみたら、ビンゴ! 
長年、「なんてややこしい・・・つか、不思議な苗字(ペンネーム)なんだろう・・・・・」と不思議で仕方無かったので、
謎が解けてスッキリしたのなんのって(´∀`*)




ちなみに、帚木蓬生氏の経歴が凄すぎて、個人的に何者なんだ!と思う人ナンバー1である。
東京大学仏文科卒→テレビ局勤務→退職→九州大学医学部卒→精神科医→兼業作家。
しかも、知人の母上の勤務する市内の病院の先生と知った時はまた衝撃。
一度拝んでみたいレベルの御方。 神認定。



 


さて、帰り際。 ふと見ると前方に桜吹雪。 え? 桜??? いや、どう見ても桜だよな?!
どこか異次元に迷い込んだか、狐にばかされたような気分になってふらふらと近づいてみると。
十月櫻 という種類の桜だそうで! 
長い事、何十回、何百回と通っている美術館ですが、こんな桜があると初めて知りました。 
冬桜とも呼ぶそうで、この時期に咲く珍しい桜ということで。 驚き&幻想的な日。