JINを見て思うこと


3話まとめて見た。 これは非常に面白い。 時間を忘れさせる系の展開。
ドラマ制作発表まで原作漫画の存在すら知らなかったのですが、聞くところによると原作もクオリティ高くてお薦めらしい。
というけで、元々そんなに感心は無かったのですが、ドラマの解説等を見て見ると、医療物・タイムスリップ物・花魁物!?
と言うわけで何気に花魁ヲタクの猫田です。花魁の鼈甲のかんざしに非常に惹かれます。あれは魔性アイテムやな。
あと、死人が生き返る等の非現実的な話はあまり得意ではないのですが、タイムスリップだけは夢と浪漫がある気がして
個人的に見逃せない。




元々、ER緊急救命室以来、医療ドラマが好きなのであります。
細かい事は勿論分かりませんが、一般人としても勉強になる症状や展開が出てきますし、毎度目から鱗みたいな。
今回のJINでも江戸に蔓延した死の病、コレラに対する事も色々知れて勉強になった。
え? 究極、スポーツドリンクで治るもんなん!? みたいな。 ああ。最強・最悪の脱水症状みたいなものか?
勿論、江戸時代なので砂糖と塩で似たような物を作っているわけで、当然それでも助からない人は多数いますけども。
JIN―仁― 1 (ジャンプコミックス デラックス)
恐怖の伝染病コレラを最初に知ったのは、小学生の頃読んだ「秘密の花園」という児童向け小説だったか。
その後、かのチャイコフスキーコレラで命を落としたと聞いたことがある。
JINの時代設定は、1862年。 チャイコフスキーの没年は1893年。 
この時代においても、迷信的で異常な民間療法?という感じで、熱湯風呂だかに入って・・・命を縮めたという話を
聞いたときは非常に戦慄した物であります。合掌。





そんなワケで普通の脱水症状ですら非常に侮れない。
私はよく体調を崩した際、急に異常な吐き気・眩暈・発熱に襲われることがある。
長年の経験で、この症状が出たときは間違いなく脱水症状! 
普通は下痢症状が出た後になると思いがちなんですが、腹を下す前兆としてなることもある。
あるいは、腹を下した直後、水分補給!と言って以前、ただの水を飲んだ事があるが一向に良くならない。
そこで、スポーツ飲料を飲んだところ、潮が引くように吐き気・発熱が引いたことがある。
最初、なんの病気か全く分からず寝込んでいたのですが、これが脱水症状と気づいたのも漫画の知識のおかげ。
成田美名子エイリアン通りを読んだときは、脱水症状でそこまで重篤になるのか?と、子供心に思ったものですが、
まったくもってその通りだった。 あの漫画のお陰で命拾いしたと言っても過言ではない。





で、以前、そういった急変事態の対策としてスポーツ飲料(の粉末)を買い溜めしているのだ!と、ある医療関係勤務の
知人に話したところ、『あはは、子供みたいな人だねぇwww』 と笑われた。
・・・え? 子供とか大人とか関係無いのでは?? しかも医療関係者の発言とは思えないのですが・・・
まぁ、確かに体の反応が無駄に素直?という点では子供っぽいと言われても別に腹が立つわけではないのですが、
なんか腑に落ちない。
この手の発言は、他にもあって以前上司にアトピーでして』と言ったらやはり笑いながら『子供みたいww』 と
言われた事があり、どうにもこういう無知で偏見的で無神経な言葉は個人的にどっと疲れる。
そして、自分に置き換えてもこの手の失言には常に気をつけるべき言葉であると思っております。

さて、話は戻ってドラマJIN−仁−
このドラマには幕末の名医、緒方洪庵先生も出てくるのですが、これは昨年NHK時代劇「浪速の華〜緒方洪庵事件帳」を
見ていたので、伏線的に楽しめた。
てか、NHKの方は18歳くらいの美少年洪庵先生でしたがねw   <JINでは、武田鉄矢
しかも、美少年洪庵先生は、男装の麗人的謎の剣士(栗山千明)にホの字になってしまうww




しかし、かつてこんなに(良い意味で)暑苦しい&むさくるしい坂本龍馬がいたであろうか?つうくらい、内野聖陽がハマリ役。
デビューした頃は爽やかな知的イケメンといった雰囲気だったのに、最近いぶし銀炸裂杉ww
そして主役の大沢たかお(42)久しぶりに見た気がするんだが?と思ったら、8年ぶりのドラマ出演だそうで。
確か、内野氏より1歳年上の筈なんだが、いつまでも若々しい青年クオリティな人だな。 
この風貌だと、江戸時代なら22歳くらいじゃないか?w