門司港レトロ行脚その2 聖なるお兄様を拝む

 
小高い山の頂上に、金色に光る建物が見えているのは子供頃から知っておりました。
パコダ。お釈迦様関連の場所というのも薄っすら知っておりました。
けど、特に行ってみたいとも思わなかったのに・・・
ここにきて急に行きたくなるのは、ある意味、聖☆おにいさんの影響としか考えられない・・・
つくづくヲタクって厭ですね(・∀・)b



というわけで、平和パコダに行って参りました。
事前に、バスの降車場所、循環送迎バス乗り場もネットで調べていたのですがネットの
交通案内には落としがそこかしこに・・・
ちゅうわけで、循環バスが見事に無い日だった_| ̄|○
しかも、交通量が非常に少ない閑散とした山の入り口・・・・・。
なんとなく、パコダまで登れそうな気もする。 しかし、ヒールのある靴で大丈夫か?
すると、自転車を押して山を登ろうとする20代前半の青年がいたので、
『わしらのような者でも、パコダまで登れる距離ですか?』と聞いてみた。
『はい。多分登れます。』と軽やかに返答。
・・・んーむ。 登るか? と、一瞬歩いて登る気になったんですが、普段から華麗に体力が
無いのが自慢なので・・・青年の助言を動物的勘で無視することとす(ぉ
携帯からヤホーにつなぎ、5年前のブログを始めた当初、門司で偶然乗ったタクシー会社を覚えていたので、検索して電話番号を調べ配車してもらった。
「八雲タクシー」なんて特徴のある名前なので、印象深かったのであります。
って、タクシーで3分くらいの距離ですが、青年には悪いですが歩いて登るのは、無理! 超無理!!! 
やはり、年寄りの勘は正しかったという訳だよ。 つうわけで今日ほどタクシーに感謝したことはない。合掌。





で、やっと平和パコダ到着。 
ネットで検索したところによると、タイ人の僧侶が案内してくれるらしい?との事だったのですが・・・
誰もいない。猫の子一匹いないよ・・・と、パコダ内に入ろうとしたら、靴脱ぎ場の棚に
ぎゃーーーっ!
枯葉のようなカマキリさまが出迎えてくれました(・∀・;;;
虫は嫌いじゃないのですが、いきなりこんなのがいたら驚きますがな。




          

というわけで、平和パコダ。
1958年にミャンマー政府と日本の協力で建立したそうで。
かなり、アジアンな空気全開の僧院&仏様。
冬なのに、インド方面の熱気が伝わってくる感じ。



しかし、本格的すぎる造りが、某オ●ム事件の影響で妙に怪しげな
空気を醸してしまうのは、日本人的トラウマなのかもしれません。



あと、僧が暮らすという宿舎付近も徘徊してみましたが・・・山の中、
竹やぶなどがすぐ横にあり・・・・・この雰囲気はどこかで?
横溝正史、あるいは京極堂シリーズで、陰惨な殺人事件が起こる舞台
みたいな空気(場所が場所だけに鉄鼠?w)に怯えて、早々に撤収w 
ヲタクすぎるのも弊害だな(・∀・;









一番のお気に入り写真。
パコダ裏側、ともすれば見落としてしまいがちな場所におられました。
なんと控えめで美しいお姿。 なーもー。



というわけで。
ヲタクだからブッダが好きというわけではなく、6歳くらいの頃に
古書店でお釈迦様の生涯を描いた仏教漫画を買ってもらって何度も
何度も読んだ影響もあるのかもしれません。
近いうちに、手塚治虫ブッダも読んでみようかな・・・と思って
いるところなのですが、結構救いの無い暗い展開も多いとの事で、
ちょっと迷っているところでもあります。なもなも(悩