猫に小判と数学

ポアンカレ予想」解決と認定

国営ロシア通信によると、数学上の未解決問題だった「ポアンカレ予想」をロシア人数学者、グリゴリー・ペレリマン氏(43)が証明したと認定した。
同研究所は2000年、ポアンカレ予想など7つの難題を「ミレニアム問題」として発表、各問題に100万ドル(約9千万円)の賞金をかけているが、
同氏は賞に関心を示さぬ孤高の天才として知られ、「受賞を承諾するかは不明」という。
ポアンカレ予想とは、仏の数学者、アンリ・ポアンカレ(1854〜1912)が1904年に提示した、位相幾何学に関する予想。
 



今度生まれ変わったら、数学者になりたい!!!と思うワシには非常に気になるニュース。
いや数学が得意だからじゃなくて、数学があまりに出来なかった反動で、数学の天才に卑屈に萌える習性がある。
数年前、NHKスペシャルで『100年の難問はなぜ解けたのか 〜天才数学者 失踪の謎〜』 という番組で、このポアンカレ予想と、
グリゴリー・ペレリマン氏が取り上げられた。
一応、ポアンカレとは何か?を、ごく簡単に説明していたのですが、聞き終わる前に『うおぉぉっ 脳がぁ脳がぁぁぁっ』 と、危うく
発狂しそうになった。 てか、今でも考えると眩暈がする。 はひぃはひぃ。

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
ポアンカレ予想 概略
宇宙の中の任意の一点から長いロープを結んだロケットが宇宙を一周して戻ってきて、ロープの両端を引っ張ってロープを全て
回収できた場合、宇宙の形は概ね球体(=ドーナツ型のような穴のある形、ではない)と言えるのか?
  


意味不明。死ねる_| ̄|○;;;
ちなみに、100年間に数多くの世界の数学者達がこの難問を解こうと試み、しかし解明にのめり込むあまり、多くの学者が精神に
異常!?をきたしたりする程の、呪われた難問であったらしい。 ひぃぃぃ(゚Д゚;!!!
で、ペレリマン氏がなぜ解けたのか!というと、彼は数学者でもありますが(確か)高校時代に世界の物理大会で優勝する程の天才。
その物理能力を持ってして、呪われた数学界の難問が解けた・・・のは良いのですが、



ほとんどの数学者がトポロジーを使ってポアンカレ予想を解こうとしたのに対し、ペレルマン微分幾何学と物理学の手法を使って解いてみせた。
そのため、解の説明を求められてアメリカの壇上に立ったペレルマンの解説を聞いた数学者たちは、【まず、ポアンカレ予想を解かれたことに落胆し、
それがトポロジーではなく微分幾何学を使って解かれたことに落胆しそして、その解の解説が 全く理解できない事 に落胆した】と言う。


えーと。専門の数学者ですら理解出来なかった・・・
てことは、ワシなどは100万年経っても、100万回生まれ変わっても、理解するのは無理なんすね。 ヒャヒャヒャヒャヒャ(狂←?w
しかも今年になって解決したつうことは、この定義が正解かどうかを検証するのに専門家が10年かかってるんですね・・・唖然。
んで、当のペレリマン氏ですけども、元々はどこぞの研究所に勤めていたのに、この定義を発表して以降仕事を辞め、完全に姿を消す。 
恩師がコンタクトをとっても頑なに拒否。 元々、自閉症的な気質があった?のかもしれませんが、なんという勿体無い人生か・・・
やはり、この呪われた難問はどこまでも人を追い詰める魔物なのか?
って、ぐぐってみたら「ポアンカレ病」という病名がちゃんとあるようでΣ!



その証明を試みた数学者たちは「ライバル達に先に証明されるかもしれない」という焦りなどのプレッシャーにより精神に異常をきたし人生が変わってしまったことから、
ポアンカレ予想の証明にとり憑かれた人々のことを「ポアンカレ病にかかった」と呼ぶようになる。
ポアンカレ病にかかったと言われる代表的な数学者はウルフガング・ハーケン、ギリシャのパバキリアコブーロス博士などである。
最終的にペレルマン博士が証明に成功したものの「数学界のノーベル賞」と言われているフィールズ賞の受賞と賞金の受け取りを拒否したばかりか、それ以降、
彼が人前に姿を現わす事すら無くなってしまい、この病気の恐ろしさが強調された。


・・・まさに、天才バカボンやなぁ(何
いや、色々天才には計り知れない苦労があるんでしょうけどもねぇ。 うー。もったいない×もったいない。
それでもワシは、生まれ変わったら数学者になりたい。 ・・・いや、贅沢は言わん!単に、数学が得意な凡人でも可w
ちなみに、ニコ動にあったので、興味ある方はどーぞ → 『数学者はキノコ狩りの夢を見る〜ポアンカレ予想・100年の格闘〜』
つうわけで、なんか妙な動悸と頭痛と喉の渇きが?!
研究しても無い真性数学オンチのくせに、ポアンカレ病を軽く発症したらしい某ぬこ太ヽ(゚∀゚)ノアハハハハ
・・・なんと恐ろしい。 とりあえず合掌。